ものは考えよう

2023-06-03モヤモヤ軽減記,体験談

人は気分が落ち込んでネガティブモードに入っているとき、なかなか前向きでポジティブな考え方・捉え方は出来なかったりします。そして、そのことで負のループに入ってしまい、まるで底なし沼にはまってしまったかのようになることもあります。

そんなときに前向きな人を見ると「なんでこの人こんなに能天気なんだ?」とイライラ、ムカムカしたりすることも…。まるで自分だけがどん底にいるかのように感じてしまいます。

今回は私がそんな負の思考ループに入ってしまったときのお話です。

唐突に話は変わりますが、皆さん、犬はお好きですか?
犬はペットとして可愛がるだけではなく、古くから人間の仕事を手伝ってくれたり、守ってくれたりする動物です。ただ、その忠誠心からかよろしくない意味もあります。他人の秘密を嗅ぎまわって報告するスパイの意味。また、他者を軽視してののしる意味でも使われます。

私はかつて散歩中の犬を見かけたり鳴き声を聞いたりする度に、その嫌な意味を連想してしまってブルーになるという時期がありました。自分が犬と言われているような気持ちになっていたのです。
そしてメンタルのコンディションがよろしくないことも相まって、その連想をなかなか断ち切れずにいました。

しかし、あるとき
犬→ワンちゃん→One chance
と連想しました。(ワンチャンは最近の若者言葉ですね)
そのことによって、犬と出くわしたときには何かのチャンスが来るかも。良いことの前兆かも。そう思えるようになりました。すると、逆にもっと遭遇しないかな?とまで思えるのです。

はじめ悪い方に出ていた私の連想癖が良い方に転がり、負のループを抜け出せたのです。私が単純な人間なのかもしれませんが、こんな些細なことで抜け出せるものなんだと思いました。

物事は表裏一体であること。
ものは考えようであること。

この2つを同時に感じる体験でした。

(2023,06,03 挿入イラストの線の太さを修正しました)