わたしノート活用例 「不安と向き合う」

HSP,わたしノート術

当サイトでオススメしている、起こったことから自分が思ったこと・感じたことなどをアウトプットする「わたしノート」作り。

書き留めるノート自体も、使う筆記用具も、そして中身も全て「あなたの自由」であって良いのですが、どうも上手く書き出せない‥という方。「自由」で良いと言われると逆に困っちゃうな‥という方。

シロクマがアザラシさんと一緒にアウトプット作業に挑戦してみました。あくまで、「一例」として参考にしてください。(字が個性的で読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください)

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今回は、新型コロナウイルスの流行によって、2020年4月に初めて緊急事態宣言が7都府県に発出された頃の「新型コロナウイルスへの不安」を例として書き出して行ってみましょう。
お題
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あの頃は今以上に、本当にものすごく不安でした。生まれて初めてのことで、何がどうなるのか分からなくて‥。
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人間は自分が分からないこと(理解できないこと)・知らないことに不安や恐怖を感じるので当然のことです。漠然とした不安があるときは、自分が何を「分かっていて」何を「分かっていない」のかを分けて書き出してみるのも1つの手です。
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うーん。「分かっていること」と「分からないこと」か。
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そうですね。「新型」だから分からない部分があるけれど、昔からあるコロナウイルスと特徴は変わらないと、専門家の先生もメディアでおっしゃってましたね。そして、どのようにヒトに感染するか?などを解説されてました。
シロクマさんのコロナウイルスに関する「分かっていること」はどんなことだったか、具体的に書き出してみましょう。
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エボラウイルスと同じ「エンベロープ」という外膜を持つウイルスで、この膜さえ壊してしまえば、ウイルスは増殖出来なくなると知っていました。そしてこのエンベロープは、アルコールや薬用でない石鹸でも破壊することが出来ることも知っていました。
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「分かっていること」や「知っていること」は、過度に恐れずに済むように助けてくれますね。他に予防策はなかったでしょうか?
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「マスクの着用」で飛沫の防止と、密集・密接・密閉の「3密」を避けることでクラスターの発生を防止できると言われていました。
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今度は、「分からないこと」について書き出しましょう。
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かかったらどんな症状が出るのかな?苦しいのかな?薬もまだないし、死んじゃうかも‥。
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そうですね。罹ってしまったらどうなるのか?という不安がありました。
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ノートがまとまりました。
2020年4月頃、シロクマさんが「新型コロナウイルス自体」に対して何を恐れていて、過度に恐れずに済む方法が何だったか?が、可視化されました。
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自分の脳内のことなので、改めてまとめなくても良いような気もするのですが‥。
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ご自身の脳内を「アウトプットする」こと自体が大切なんですよ。「あぁ、自分はコロナに罹ることを恐れてるんだ。死ぬことを恐れているんだなぁ‥」と、改めて自覚すること、認めること自体が大切なんです。
この作業を行うことで、不必要なパニックを起こさずに済んだりすることもあるんですよ。
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そう言えば昨年の春頃、「トイレットペーパー」が品薄になる騒動がありましたけど、このノートを見るとトイレットペーパーは、全く関係ないですよね‥。
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人間は「過去の経験」からも恐れや不安を抱きます。それは、同じ失敗をしないために自然なことですよね。
「オイルショック」や「震災」の経験で、日本人は「トイレットペーパーが品薄になること」に極端な恐れを抱き、「デマ」に踊らされやすくなっているのかもしれませんね。
もっともトイレットペーパーの買い置きがなくて、しぶしぶドラッグストアの行列に並んでいた人も多かったでしょうけど‥。
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日本人の弱点は「トイレットペーパー」なのか‥。