ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき
「ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき HSP気質と恋愛」
(青春出版社)
エレイン・N・アーロン 著/明橋 大二 訳
HSPの提唱者、エレイン・N・アーロン博士が執筆された本のうちの1冊です。
私は、HSPでモヤモヤ(生きづらさ・悩み)を抱えている方にはアーロン博士の本を必ず1度は手に取って欲しいと思っています。
それは何故かというと、私が「自分自身のモヤモヤの本質」が本当は何なのか?どこから来ているものなのか?に気付かされたきっかけがアーロン博士の本だったからです。そして、モヤモヤの本質・正体を知ることは、その「改善」にとって必要不可欠だったからです。
オススメ ポイント
・HSPという概念を提唱した「ご本人」が書いた本である
・生きづらさ・悩みを抱えているHSPが、その原因を探るヒントを得るために
・HSS型HSPとは何かを知りたい方に
・恋愛に限らず、人と親密になるのが怖い方に
・自分を愛することが出来るようになりたい方に
タイトルから「この本はいいよ、恋愛してないし」と敬遠してしまう方もいらっしゃるかもしれません。確かにHSPの恋愛やジェンダーに言及している本ではあるのですが、前半部分の第1~3章だけでも読んでみると、自分自身を俯瞰するためのヒントが何か得られるかもしれません。図書館で借りるなどして、その部分だけでも読んでみることを私はオススメします。
なお、この本は過去に「敏感すぎてすぐ『恋』に動揺してしまうあなたへ。」というタイトルで講談社から販売されていて絶版となってしまったものと同じ「The Highly Sensitive Person in Love」の著訳書です。翻訳者は変わっています。
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