我々は神様なんかじゃない‥という話
とても当たり前の話なんですが、私たちは人間であって神様ではありません。
「生きづらさ」を抱えて自分自身と向き合っている人には、この事実と向き合うフェーズ(局面)がやって来ることがあります。
大切なのは「自分自身できちんと受け入れられていること」です。これが出来ていないと‥
- 自身の失敗や苦手なことを受け入れられず、無理して頑張ってしまう。
- 周囲にも神様対応を求めてしまう。(他者の失敗に対して不寛容だったりする)
- メンター的な人や自分に好意的な人などを神格化してしまう。
自身の失敗や苦手なことを受け入れられず、無理して頑張ってしまう。
周囲にも神様対応を求めてしまう。(他者の失敗に対して不寛容だったりする)
メンター的な人や自分に好意的な人などを神格化してしまう。
このような形で表出することがあります。(イラストは分かりやすく誇張した例です)
もちろん「自分自身が神ではないこと」を受け入れられていないだけが原因とは言えません。複合的な要因があってのことでしょう。そして、私自身もまだまだ受け入れ切れていない部分があります。
ただ、このように立ち止まって考えてみることはとても大切です。
繰り返すようですが、私たち人間は完全・完璧な存在ではありません。とても器用で多くのことや様々な分野に才能を発揮できる人がいるのもまた事実で憧れますが、そのような人でも苦手なことはあったりするでしょう。
つまり、色々とやってみた結果「苦手」は、「苦手なものは苦手」で良いはずなのです。それは別に出来ないことへの言い訳や負け惜しみをしている訳ではありません。
もしも、今このブログ記事を読んで「でもやっぱり、それって出来ない言い訳じゃない?」などと思った場合には、過去に「言い訳をするな」「もっと努力しろ」「私だって努力した(だからお前も努力しろ)」「負け惜しみ」などと言われ、考えを他者から押し付けられた経験がないか?嫌な思いをしたことはないか?を思い返してみてください。もし心当たりがあれば、それがあなたを生きづらくしている根のキーワードやキーマンの可能性があります。
このように、一見当たり前のことであっても立ち止まって考えてみるとその奥に何かが隠れていて、それが生きづらさの根っこだったりすることに気付くこともあります。是非とも1度、立ち止まって思い返したり考えてみてください。