完全版 不安のメカニズム
「完全版 不安のメカニズム ストレス・不安・恐怖を克服し人生を取り戻すためのセルフヘルプガイド」
(筑摩書房)
クレア・ウィークス 著/白根 美保子 訳/森津 純子 監修
HSPは「考え過ぎだよ」と言われグサッときている方が多いと聞きます。感受性や考え方は人それぞれですし、そんなことを言われたらサラッと受け流せば良い話です。
でも、「それって案外そうなのかも。もしかすると、私って余計な心配をし過ぎてるのかも?」と、ふと思うときがありませんか?そんなときにオススメする1冊です。
・「心配のしすぎ」を疑ったとき
・「不安」や「心配」が「どこからやってくるものなのか?」を知りたい方に
・「不安」や「心配」への対処法を知りたい方に
この本をオススメしておいてこんなことを言うのもなんなのですが、私自身の不安感がもの凄く強かった時にこの本を読んでも理解出来なかった部分が多くありました。
・「不安」がどこからやって来ているものなのか?
・どうして今のような症状が出ているのか?
は、なんとなく理解出来たのですが「対処法」についてはいまいちピンとくるものがありませんでした。
ですが、その後もう1度読んだら「これはそういう意味だったのか」と腑に落ちたことがありました。そんなこともあります。この本に限らず、本を読んでいまいち意味が分からなかったとしても何も落ち込む必要はありません。受け流して通り過ごしましょう。
そして、もしも「周囲の方」がご本人に「どんなことが起きているのか?」を理解したくてこの本を読む場合には「それだけ」に留めておいて、知った情報をご本人にアドバイスしたりすることはしない方が良いかと思います。(身近な方だと相手が分かってくれないときに「どうして分かってくれないの?」「良くなってほしいのに!」などという気持ちが強くなってそれが相手に伝わり、ご本人が責められているような気持ちになってしまう可能性もありますので)
それはこの本に限らず、どの本でも同様です。アドバイスは専門家にお任せしましょう。
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